私は社会に出てからすぐに「金融」の世界に入り、そこでいろいろと揉まれたのち、個人専業トレーダーの経験を経て、2006年に運用会社を設立、それから10年以上法人としてシステムトレードで生計を立てています。
これまでの間では、リーマンショックや大震災による為替大変動などの様々な環境変化を経験してきました。
これらの大きな環境変化によって、多くの方々が それまで積み重ねてきた利益を喪失してしまったと思われる一方で、ありがたいことに私は、不定期に訪れる大変動に左右されることなく、着々とFXシステムトレードで利益を上げ続けることが出来ています。
その理由は、私が開発した相場環境変化に左右されずに期待値プラスを半永久維持するFX売買システムによるものが大きいですが、おそらく、「このシステムを開発することができたから」ということだけではないと思っています。
現在、私が10年以上使用し続けている売買システム(GINZO_System)は、
インターネット上で無償で公開し、希望すれば誰でも使用することが出来るようにしており、
私と同じ取引を自動で行えるようになっているのですが、
現在のところ、残念ながら、
私と同じく安定的に利益を上げ資産を構築できている人がいる一方で、
希望する利益に到達することができずに撤退してしまった人もいるようです。
私と全く同じシステムを使っているのに、
なぜ、成功する人と失敗する人が存在してしまうのか。
その理由は明白で、
「一度稼働したら後は何もせず、ただ じっと見守り続けること」という
システムトレードの成功鉄則を守ったか守れなかったかの違いだけです。
もっと言えば、
GINZO_SystemによるFX自動売買を続けている人は成功、
続けられなかった人は失敗ということになります。
私のブログのこれまでの運用成績ページや
リアルタイム運用成績を公開しているMyfxbookを見ていただいてもお分かりのとおり、
GINZO_SystemによるFX自動売買を続けてさえいれば、
その全員が資金が何倍にも増え、
私と同じようにFX自動売買だけで生活をすることもできるようになっているはずです。
(10年以上の長期の実績)
(他のGINZO_System利用者さんの実績)
(私が今年1月からリアルタイム公開開始した運用成績)
最近ではコロナの影響で、多くのEA・システムが機能しなくなったという報告もありますが、
そのような状況下でも、GINZO_Systemは全く悪影響を受けず、
むしろ、月利40%を超えるなど高い信頼性を見せ続けています。
このように、GINZO_Systemを使い続けさえしていれば、
理論上は利用者全員がシステムトレードで成功できているはず・・・。
しかし、
現実には、「一度稼働したら後は何もせず、ただ じっと見守り続けること」という
非常に単純なことを守ること自体が簡単ではないために、
私が目指している「100人中100人全員が成功」という目標を未だ達成できずにおります。
では、
なぜ、「非常に単純なことを守ること」が簡単では無いのでしょうか。
- どうしても目先の結果を重要視してしまう
- 自分なりのアレンジをしたくなってしまう
- さらなるハイパフォーマンスを追求したくなってしまう
- 一時的なドローダウンに怯えてしまう
- 目の前の僅かな利益を確定したくなってしまう
- 環境変化によってシステムに不安を感じてしまう
など、100人いれば100通りの感情があり、
その感情が「システムトレードでの負の行動」に結びつき、
成功の邪魔をしてしまっているのでしょう。
・・・目先の結果に感情が左右されてしまったり
思惑と反したイレギュラーが起こると通常の対応ができなくなってりまったりとするのは、
自然な人間の特徴だと思います。
ですから、
「一度稼働したら後は何もせず、ただ じっと見守り続けること」は
自然な人間の心理の反対の内容であるために、
「一度稼働したら後は何もしなくても利益を上げられるシステム」をもってしても、
そのシステムで成功することができなかったという現象も起こるのだと考えています。
それでは、どうしたら「一度稼働したら後は何もせず、ただ じっと見守り続けること」をできるようになるのか。
これに関しては、システムを公開している目的のページにも書いております通り、
私の究極ともいえる課題の1つであり、長年研究を続けてきているのですが、
未だ、具体的な方法を確立することができていません。
しかしがなら、長年の研究の上で、「やっぱり この力は絶対必要」という
システムトレード成功のために必要な力が分かってきたのも事実です。
その「システムトレード成功のために必要な力」とは・・・、
『動じない』スキルです。
前述したように、
システムトレード成功鉄則を守ることが困難な原因は、
- どうしても目先の結果を重要視してしまう
- 自分なりのアレンジをしたくなってしまう
- さらなるハイパフォーマンスを追求したくなってしまう
- 一時的なドローダウンに怯えてしまう
- 目の前の僅かな利益を確定したくなってしまう
- 環境変化によってシステムに不安を感じてしまう
というように多種の感情が背景にあると思いますが、
これら全ての感情の共通点として、
何らかに対して「動じてしまっている」ということが挙げられます。
「動じてしまう」原因としては、
本来の人間の自然な反応ではあるものの、
その心は、練習・・訓練によって強くすることが出来るものであるため、
「動じてしまう」ということは、必要なレベルに至っていないということが考えられます。
・・・ここで、念のため、誤解してほしくないのですが…、
「システムトレードで利益を上げられなかったのは、あなたが悪い」
「鉄則を守れなかったのは、あなたが人間として未熟だから」
などと言っているつもりもありませんし、その意図も全くありません。
私は、「子孫たちにお金を生むシステムや技術を遺したい」ということから
「100人中100人全員が成功」を本気で目指している中で、
未だそれを成し遂げる方法を確立できていないのは、
100%私自身の力不足です。
この事実を大前提とした上で、
「全員がシステムトレードで成功」するためには、
どうしても利用者個々の必要な力が欠かせないということです。
言い換えれば、
GINZO_System利用者全員が『動じない』スキルを身につけることができれば、
100人中100人全員がシステムトレードで成功できるということです。
ちなみに、システムトレードで成功する為に必要な『動じない』スキルは、
誰でも身につけることができると思っています。
前回『人生は最高のロールプレイングゲーム』という考えに関する記事を書きましたように、
ドラゴンクエストで言いましたら、経験値を蓄えてレベルが上がると、
様々な呪文や特技を覚えていけるようになります。
ここで、ホイミという呪文(少しだけ体力を回復させることができる魔法)なら、
レベル1の段階で既に取得済みのキャラクターが存在する一方で、
レベル4になってようやく覚えることができるキャラクターもいます。
中には、どれだけレベルを上げても魔法自体を覚えられないキャラクターもいます。
しかし、ドラゴンクエストでいう「ちから」「すばやさ」「みのまもり」などは、
レベルが上がるにつれて一定まではどのキャラクターも高めることができ、
序盤では1人では倒すことができなかったバブルスライムも、
必ず誰だって余裕で倒すことができるようになります。
もちろん、キャラクターによっては、レベル1で倒すことができたり、
レベル5で倒すことができるようになったり、
ようやくレベル10で倒すことができるようになったりと、
個人差はあるものの、
「どれだけレベルを上げても、バブルスライムを倒せない」なってことは、
絶対にあり得ません。
システムトレードで成功するために必要な『動じない』スキルも同じ。
私たちは皆、幼い頃には、
道端でちょっと転んだだけでも動じて泣いてしまった時期がありました。
ヒザから出た血を見ると、それほど痛くは無いのに、
怖くて泣き叫んだこともあったと思います。
でも、それから様々な経験を経て、ちょっとぶつけただけでは気にも留めず、
自分自身の小さな擦り傷程度なら、いつの間にか動じることも無くなっていると思います。
システムトレードにおいても、練習すれば、必ず、
「一度稼働したら後は何もせず、ただ じっと見守り続けること」を
守り続けられるレベルには到達できるはず。
是非、『動じない』スキルに着目をしてみて、
1つ1つ経験値を積んで行ってみましょう。
私は、そのための有効な方法を模索していきたいと思っています。
・・・最近は、こんな本も読み返したりもしています。