当月の運用成績
2018年9月1日~30日の自動売買(EA)運用成績です。
当月は今年の3月以来、約半年ぶりに月利10%を超えました。
先月は数年ぶりに10%を超えるドローダウンを経験してしまいましたが、
当月の約13%のプラスによって、前月の損失をカバーした感じです。
前月7上旬から8月初めまでの10%以上の利益によって、
「低利益率期の終焉」「資金曲線上のレンジ上方ブレイク」を思わせましたが、
前月はその利益を吐き出し、
そして、当月は、またまた13%の利益で資金増・・・。
これを、今度こそ「低利益率期の終焉」「資金曲線上のレンジ上方ブレイク」と判断できるかどうかは難しいところでありますが、前月の記事で、
リアルタイムで運用していれば、じれったい状態が続いていますが、GINZO_Systemの特性上、下降トレンドへの転換・レンジの下方ブレイクは無いので、この状態を相場と例えれば、絶好の買い場面
と申し上げていた通り、
仮に、前月の8月にシステムを停止してしまっていたとしたら最悪の結果。
逆に、当月の9月にシステムの稼働開始または資金追加をしていれば、最良の結果となりました。
しかし、残念ながら、
私の方で運用に関してご報告を頂いたり、継続率を解析したりしたところ、
何名かの方が、8月いっぱいで運用停止をしてしまったようです。
この方々は、本来ならば100万円に対して13万円以上の利益を得られたはずなのに、
その利益を完全に逃してしまい・・・、
さらにもっと最悪なのは、
これから必ず達成できるであろう1億円以上の資産形成の機会も捨てた行為となったことです。
・・・もちろん、これは稼働再開をすれば、またこの機会を得ることは出来るのですが、
一度してしまった行為は、二度・三度…と同じ行為を繰り返してしまいがちです。
ですから、「また稼働再開すればよい」というような安易な考えではなく、
相当に心を引き締め、「もう、二度と同じ間違いはしない」と誓う必要があります。
とはいえ、最近約20年間のGINZO_Systemによる資金推移は、
以下の通りに綺麗な右肩上がりを描いてきたものの・・・・
最近1年間を拡大して見てみると、
「資金が増えも減りもしない時期」が何ヶ月間か続いてきました。
これを、後から見返せば、ただのレンジ資金推移に見えるのですが、
実際にはリアルタイムに何カ月も じれったい状態が続いてしまうと、
資金推移上のレンジ下限のときには、
「今度こそ、資金がもっと減ってしまったらどうしよう」という不安が付き物のはずです。
しかし、システムトレードで成功し、実際に1億円以上の資産を形成するためには、
これからも、同様の試練を何度も乗り越えていかなくてはいけません。
前月のドローダウン、そして、当月の利益回復の経験は、難しい試練の1つだったと思いますが、これを乗り越えることができた人にとっては、非常に有効な経験をすることができたと思います。
今後とも、システムトレードにおいて、様々な不安や葛藤があると思いますが、
「稼働後は、とにかく何もせず見守るだけ」という鉄則を守り続け、
是非とも、システムトレードの成功をつかんでいただきたいと心から願っています。
私の方でも、その助けとなれるよう、引き続き実践的行動ファイナンスの研究をもって、様々な角度から「システムトレード実行者“全員”が成功できるための体制」を確立していきたいと思っています。
システム別 運用成績
EA | プロフィット ファクター |
運用資金100万円に対する損益 | 最大 ドローダウン |
月利 |
---|---|---|---|---|
GINZO_System_USDJPY | 0.67 | -4386円 | 1.15% | -0.4% |
GINZO_System_EURUSD | 17.70 | +92047円 | 0.71% | +9.2% |
GINZO_System_EURJPY | 1.01 | +240円 | 3.03% | +0.0% |
GINZO_System_GBPUSD | 1.77 | +28839円 | 2.33% | +2.8% |
GINZO_System_A-USDJPY | ∞ | +5408円 | 0.37% | +0.5% |
GINZO_System_B-EURUSD | ∞ | +8405円 | 1.02% | +0.8% |
統合 | 2.52 | +130555円 | 2.12% | +13.0% |
運用資金(口座)別 運用成績
スタート資金 | 最大ドローダウン額 | 当月利益額 | 2009年1月からの 通算利益額 |
---|---|---|---|
20万円(複利) | 29343円 | 179936円 | +1364066円 (+2億8115万円) |
100万円(単利) | 23482円 | 130555円 | +17157706円 |
3000万円(単利) | 704460円 | 3916650円 | +514733080円 |
※2009年1月より、目的別に口座を3つに分けて管理をしています。
※20万円複利運用口座は、2011年11月に残高1億円を突破したことを機会に、それまで約3年間の
利益(1億1665万円)を引き出し、再度2012年1月より20万円から複利運用をスタートしました。
※20万円複利運用口座[第2回]は、2016年7月に残高1億円を突破したことを機会に、それまで約4年半の利益(1億6450万円)を引き出し、再度2016年7月より20万円から複利運用をスタートしました。
- 20万円複利運用口座
長期運用による資産形成を目的として、基本的に資金の引き出しを予定していない口座 - 100万円単利運用口座
年ベースのシステムパフォーマンス分析を目的として、シンプルな金額で運用している口座 - 3000万円単利運用口座
実際の毎月の収益を目的として、毎月 利益額を引き出している口座
2009年1月~当月最新の資金推移
年 | 運用資金100万円に対する損益 | 平均月利 |
---|---|---|
2009年 | +3184076円 | +27.2% |
2010年 | +2213790円 | +18.4% |
2011年 | +1898914円 | +15.0% |
2012年 | +1504837円 | +12.5% |
2013年 | +1799132円 | +15.0% |
2014年 | +693719円 | +5.7% |
2015年 | +2356655円 | +19.6% |
2016年 | +2572000円 | +21.4% |
2017年 | +1526299円 | +12.7% |
月 | 運用資金100万円に対する損益 | 月利 |
---|---|---|
2018年1月 | +50859円 | +5.0% |
2018年2月 | +175410円 | +17.5% |
2018年3月 | +113601円 | +11.3% |
2018年4月 | -21760円 | -2.1% |
2018年5月 | -11109円 | -1.1% |
2018年6月 | +6330円 | +0.6% |
2018年7月 | +17420円 | +1.7% |
2018年8月 | -134338円 | -13.4% |
2018年9月 | +130555円 | +13.0% |