当月の運用成績
2016年12月1日~31日の自動売買(EA)運用成績です。
2016年は、例年よりも平均して利益率が高い年でした。
この理由は様々考えられますが、まず、第一候補としては、「投機と需要の方向の一致」
GINZO_Systemは、これまで何十年も安定して続いている需要の増減の波をとらえるのですが、ある通貨の需要が高まっている時に、投機筋によって反対方向に売買が行われると、それらの値動きが相殺されて「小さな利益」となったり、ときには「損失」となります。
例えば、常に需要の力が「5」あるとして、その反対方向に投機の力が「3」生まれれば、差し引き「2」の利益となります。また、投機の力が「7」生まれれば、差し引き「-2」となり、このような場合に、GINZO_Systemによる損失が発生します。
一方、常に需要の力が「5」あるとして、それと同じ方向に投機の力が「3」加われば、合計「8」の利益となります。さらに、投機の力が「7」加われば合計「12」の利益となります。
このように、GINZO_Systemは常に「+5」という優位性を保ちながら、投機の力によって「僅かな損失」「小さな利益」「大きな利益」を繰り返すので、トータルすると、「期待値」が「+5」の分だけプラスとなり、長期に安定して利益を継続できます。
この仕組みから考えると、2016年は、需要の力が例年通り「+5」。そして、投機の力が需要と同じ方向に例年以上に働いたと考えることが出来ます。
(ちなみに低利益率の2014年はその反対で、投機の力が需要と反対に働き続けていたために平均月利5%の結果となったと考えられます)
次に、第二候補として、「需要のスパンの一致」
相場では短期・中期・長期の波があるように、「需要」においても短期・中期・長期の波が存在します。
GINZO_Systemは長期の波に対応しておらず、主に「需要の短期の波」をとらえるのですが、これに中期・長期の波がマッチすると、利益率は大きくなります。
2015年・2016年は、このような条件がそろったために、例年よりも大きな利益結果となったと考えています。
当月の結果は、月利約10%ですが、2016年トータルで考えると、記録的な結果となったはずです。
システム別 運用成績
EA | プロフィット ファクター |
運用資金100万円に対する損益 | 最大 ドローダウン |
月利 |
---|---|---|---|---|
GINZO_System_USDJPY | 1.03 | +591円 | 2.81% | +0.0% |
GINZO_System_EURUSD | 2.49 | +47093円 | 2.42% | +4.7% |
GINZO_System_EURJPY | 0.77 | -10440円 | 3.99% | -1.0% |
GINZO_System_GBPUSD | 3.14 | +104404円 | 2.66% | +10.4% |
GINZO_System_A | 2.06 | +16157円 | 4.18% | +1.6% |
GINZO_System_B | 0.11 | +55254円 | 8.00% | +5.5% |
統合 | 1.46 | +102551円 | 7.01% | +10.2% |
運用資金(口座)別 運用成績
スタート資金 | 最大ドローダウン額 | 当月利益額 | 2009年1月からの 通算利益額 |
---|---|---|---|
20万円(複利) | 21592円 | +31419円 | +139449円 (+2億8115万円) |
100万円(単利) | 83169円 | +102551円 | +15488495円 |
3000万円(単利) | 2495070円 | +3076530円 | +464656750円 |
※2009年1月より、目的別に口座を3つに分けて管理をしています。
※20万円複利運用口座は、2011年11月に残高1億円を突破したことを機会に、それまで約3年間の
利益(1億1665万円)を引き出し、再度2012年1月より20万円から複利運用をスタートしました。
※20万円複利運用口座[第2回]は、2016年7月に残高1億円を突破したことを機会に、それまで約4年半の
利益(1億6450万円)を引き出し、再度2016年7月より20万円から複利運用をスタートしました。
- 20万円複利運用口座
長期運用による資産形成を目的として、基本的に資金の引き出しを予定していない口座 - 100万円単利運用口座
年ベースのシステムパフォーマンス分析を目的として、シンプルな金額で運用している口座 - 3000万円単利運用口座
実際の毎月の収益を目的として、毎月 利益額を引き出している口座
2009年1月~当月最新の資金推移
年 | 運用資金100万円に対する損益 | 平均月利 |
---|---|---|
2009年 | +3184076円 | +27.2% |
2010年 | +2213790円 | +18.4% |
2011年 | +1898914円 | +15.0% |
2012年 | +1504837円 | +12.5% |
2013年 | +1799132円 | +15.0% |
2014年 | +693719円 | +5.7% |
2015年 | +2356655円 | +19.6% |
月 | 運用資金100万円に対する損益 | 月利 |
---|---|---|
2016年1月 | +224964円 | +22.4% |
2016年2月 | +297023円 | +29.7% |
2016年3月 | +171236円 | +17.1% |
2016年4月 | +189475円 | +18.9% |
2016年5月 | +228344円 | +22.8% |
2016年6月 | +682279円 | +68.2% |
2016年7月 | +90561円 | +9.0% |
2016年8月 | +30969円 | +3.1% |
2016年9月 | +13363円 | +1.3% |
2016年10月 | +87285円 | +8.7% |
2016年11月 | +255621円 | +25.5% |
2016年12月 | +102551円 | +10.2% |